毎日仕事を頑張っているけれど、「これが本当に自分に向いているのだろうか?」と不安になることはありませんか?
SNSでキラキラ活躍する人たちを見て、自分の才能のなさに落ち込む…。
そんなときに出会ったのが、八木仁平さんの『世界一やさしい「才能」の見つけ方』でした。
本書を通じて、ぼんやりとしていた「自分の得意なこと」が言語化され、行動に移すきっかけをもらえました。
1. この本を選んだ理由
「やりたいことが見つからない」「転職したいけれど自分の強みがわからない」そんなモヤモヤを抱えていたとき、SNSで本書が紹介されているのを見つけました。「世界一やさしい」という言葉に惹かれ、「これなら自分にもわかるかも」と手に取りました。
2. 本の要点・概要(3~5行で)
著者は「才能とは、自分の内側にある“当たり前”の中にある」と述べています。才能は“天から与えられるもの”ではなく、自分の中にすでにある価値観・思考・行動パターンから見つけ出すものだと説きます。具体的には「自己理解」を通して、自分の強み・好きなこと・価値観を言語化し、それを活かす方法を提案しています。
3. 印象に残った言葉・フレーズ
「才能とは“無意識にやってしまっていること”の中にある」(p.34)
普段、何気なくやっていることほど、実は他人にはできない価値ある行動だったりします。だからこそ、才能は“新しく作るもの”ではなく、“掘り出すもの”だという視点にハッとさせられました。
4. この本から得た学び・気づき
自分の才能を見つけるには、「自己理解」が不可欠だということを再確認しました。特に、本書で紹介されている「自己理解マップ」を使って、自分の「好きなこと・得意なこと・大事にしていること」を書き出すワークはとても有益でした。普段は無意識にやっていることを意識化することで、自分にしかない“軸”が浮かび上がってきた感覚があります。
5. 明日から実践したいこと
まずは本書で紹介されている3つの質問——「どんなときに夢中になるか?」「人からよく頼まれることは何か?」「どんな価値観を大切にしているか?」——に答えながら、自己理解ノートを作ってみたいと思います。日記やメモアプリを使って、日々の行動を振り返る習慣をつけていきたいです。
6. こんな人におすすめ
- 自分の強みや才能がわからず、悩んでいる人
- キャリアの方向性に迷っている20〜30代の社会人
- 自己理解を深めたいと考えている学生や転職希望者
- 「やりたいことがない」と感じているすべての人