DaiGo『超習慣術』|続かない自分にサヨナラ!科学で身につける最強の習慣法

読書

ダイエット、運動、早起き、勉強…。どれも「続けたい」と思って始めたのに、気づけばやめていた。そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。私も何度となく“三日坊主”を繰り返してきました。

でも、もし「続ける力」が意志ではなく“仕組み”で作れるとしたら?

本書『超習慣術』は、メンタリストDaiGo氏が、心理学・脳科学の知見をもとに「習慣を続ける技術」を説いた一冊です。努力や気合いに頼らず、誰でも再現できる習慣化のノウハウがぎっしり詰まっています。

1. この本を選んだ理由

年初に立てた目標が春を迎える頃には忘れ去られている——そんなサイクルを断ち切りたいと強く思ったのがきっかけです。SNSで「DaiGoさんの習慣術がすごい」と話題になっていたこともあり、気になって手に取りました。意志力に頼らない「科学的な習慣化」に興味を持ったのも大きな理由です。

2. 本の要点・概要

  • 本書の主張は、「習慣とは才能ではなく仕組みである」こと。
  • 脳科学や行動心理学のエビデンスをもとにした習慣化の原理が学べる。
  • やめない仕組み、報酬設計、トリガーの設定など、実践的な手法が多い。

3. 印象に残った言葉・フレーズを3つ

「習慣は“才能”ではなく“構造”で決まる」

「継続できる人は“意思が強い人”ではなく、“失敗しにくい環境を作った人”」

「“毎日やる”ことより、“やめない仕組み”を作ることが大事」

4. この本から得た学び・気づき

これまで私は「続かない=自分の意志が弱い」と思い込んでいましたが、それは完全な誤解でした。

習慣とは、意志力よりも環境と構造で決まるという考え方に衝撃を受けました。特に「トリガー(きっかけ)と報酬をセットで設計する」ことで、行動は驚くほどスムーズに定着するという理論は、非常に納得感がありました。

また、「自分を責める」のではなく、「仕組みを見直す」ことが重要だという視点は、これまでの自分にはなかった視点です。自分を変えたいなら、まず“行動のデザイン”を見直すべきだと強く感じました。

5. 明日から実践したいこと

  • 習慣化したい行動を「既存の習慣」に紐づけて始める(例:歯を磨いた後にストレッチ)
  • 完璧を目指さず、まずは「1分だけやる」超ハードルの低い形でスタートする
  • 行動後は自分に小さな報酬(お茶を飲む、シールを貼るなど)を与える

6. こんな人におすすめ

  • 「また三日坊主で終わった…」と自己嫌悪に陥っている人
  • ダイエット・勉強・運動などを習慣化したいが続かない人
  • 習慣化を「意志」ではなく「構造」で身につけたい人
  • 習慣について科学的な根拠をもとに学びたい人

まとめ:
『超習慣術』は、習慣化に悩むすべての人に向けた“再現性のある”行動マニュアルです。気合いや根性ではなく、誰でも実践できる科学的な方法論が詰まったこの一冊は、「自分を変えたい」と思うすべての人の強い味方になるはずです。

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